一万時間かければ誰でもプロレベルになれる
千時間かければ誰でも上達している
ランチェスター時間の法則〜人の1.7倍の努力で勝てる
スキルを身に付けるためには、とにかく時間をかけて練習することが重要。
こちらで解説しています↑↑
私も今まで法則を信じて過ごしていました。
自分にスキルが身につかないのは、途中で挫折してしまい、時間をかけられなかったことが原因なんだと。
でも重要なのはそこじゃなかったんです。
早い段階でこの真実のに辿り着けて本当によかった。
知らないまま、聞いた通りに一万時間(10年)やり続けてたら・・・。
大切な人生の時間を無駄にするところでした。
この記事では
『一万時間の法則の再現性』
について紹介している動画を3本見て、重要な点をつなぎ合わせ、まとめています。
そして記事の最後に
動画では有料会員にならないと知ることが出来なかった
時間だけに頼らない
『最速でスキルを身につける方法』
を私なりに調べて紹介しています。
人生の時間を無駄にしないように、正しい努力で結果を出せる人間になりましょう!!
一万時間の法則とは
著書 天才!成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェルさんが『天才! 成功する人々の法則』2009年に書いた本で世に広まりました。
エリート演奏家は
『20歳までに合計で1万時間の練習を積み重ねた』
大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だという
『1万時間の法則』の存在を指摘しています。
ビル・ゲイツやモーツァルトなど成功者には、成功するまで1万時間の下積み期間があったとも本のなかで語っています。
時は流れて一万時間の法則はどうなった
自分なりに情報を集めてみたところ
・謎解き統計学|サトマイ
・メンタリストDAiGOさん
・識学チャンネル
この3つのユーチューブチャンネルが動画にしたおられたので、それぞれの内容をまとめてこの記事は書いています。
謎解き統計学|サトマイ
【動画の内容】
みんなエビデンス至上主義で思考停止してる
エビデンスや成功法則を聞いたときに、自分がその情報をどう解釈して活用すればいいか考えるヒントのお話です。
重要なところを抜粋して紹介します!
① 一万時間の法則は再現実験に失敗してる
② 1993年に提唱された一万時間の法則は成功の半分が努力量だった
③ たくさん追試が行われたが再現失敗の報告が相次いだ
追試とは:発表された論文、特許、試験等に基づいてその実験・分析を第三者が行う事。追実験とも言う。
引用:Weblio辞典
追試で考慮された点
・最初の実験はバイオリニストを対象にした実験だったため、他のスキル(ゲームや勉強)にも同じことが言えるわけでない
・後から練習量をインタビューしているので、成功者の方が多く答えがちなのではない?など
③ 一万時間の法則についてメタ分析が行われた
2014年にブリンストン大学で一万時間の法則のメタ分析が行われた。
過去に行われた音楽・ゲーム・勉強などの研究を再分析
その結果、練習量の重要さはジャンルによって異なることが判明
ゲーム/音楽/スポーツなど、ルールが決まっているものは練習するほど上手くなるが、それ以外は練習量以外の要因が大きい。
④ 練習以外の要因は何かわかっていない
サトマイさんの動画だけだと、成功の要因は不明だったので
https://www.youtube.com/watch?v=jFj4OGCVc9k
学習効率が10倍になる方法
学識チャンネル
【動画の内容】
①ディーププラクティスは苦労を組み込んだ練習
・通常の練習の10倍の効果がある
・天才は意図せずにディーププラクティスをしていた
・ほとんどの人が知らずに練習をしている
③やり方について
自分の能力よりもよりやや上のレベルで練習を重ねて、ミスをする
例 以前、会った人の名前が思い出せない
①誰かに聞いて思いだす←記憶に残りにくい
②自力で思い出す←能動的に記憶に残るため忘れにくい
②がディーププラクティス!!
あの思い出したくても思い出せない嫌な感じが、苦労やミスになっている
④ ディーププラクティスのコツ
・決められた範囲で苦労をする。そしてじっくりミスをして必然的に修正しないといけない状況を経験することで学習効率、スキルレベルがアップする。
⑤ブラジルのサッカーはなぜ強いのか
ブラジルがサッカー大国になった理由
ブラジルは元々サッカー強豪国ではなかったが、フットサルが爆発的に広がったことで強くなった。
フットサルのボールはサッカーボールより小さくて重い。
そして、狭い範囲で行うため敵にすぐ囲まれる。
必然的に足元のテクニックやコンビネーションが必要
人数が数ないためサッカーの6倍の時間ボールを触る
この環境がサッカーに比べて少し上のレベルの練習になり、これがディーププラクティスになった。
⑥ディーププラスティス3つのルール
①チャンクアップ
『全体像を確認してから絞り込んでいくこと』
ピアノ練習の場合
Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビのような分類
Aメロを何度も時間をかけて練習する。ミスを重ねて修正
②繰り返す
スキル習得=想像、考える<実行する
とにかく実行して、神経繊維に信号を伝達してミスを修正することが最短ルート
スキルは30日間使用しなければ衰える
③感覚を身につける
ミエリンは感知不能だが、新たなスキル習得する時に感じる『2時的感覚』がある
『注意/つながる/緊張/ミス/瀬戸際/覚醒』
この感覚を感じることが出来ていれば、ディーププラクティスが出来ていえる証拠
動画はこちら↓
ワーキングメモリーと倍速上達法について
メンタリスト DaIGO
【動画の内容】
一万時間の法則の嘘〜無駄な努力をしないための練習法
一万時間の法則は再現実験に失敗している
サトマイさんと内容はほぼ同じでした。
成功するための練習量以外の要素とは
①いつ始めたか(歴)が重要
① ワーキングメモリーを鍛えた方が良い
② 時間をかけずにスキルを身につける方法は『倍速上達法』
②と③の具体的な方法はDラボ会員しかの詳細がわからない内容でした。
自分のワーキングメモリーはどうなのか知りたい方は↓
ワーキングメモリーの鍛え方6選
DAiGOさんの動画ではワーキングメモリーの鍛え方、倍速上達法は有料会員でないと分からない内容だったので調べておきました!!
① 新聞や広告を活用する
新聞を読んで印象に残った単語をいくつか挙げたり、電車の吊り広告を見て覚えた単語を思い出す練習をすることで、ワーキングメモリーを鍛えることができます
② 会話の内容を記憶する
会話をする際に、相手の話をしっかりと記憶するように意識することも効果的です
③ イメージ化を活用する
記憶の負担を減らすために、情報を視覚的にイメージ化することが役立ちます
④ 同時作業を行う
脳を活性化させるために、複数の作業を同時に行う練習をすることも推奨されています
⑤ 脳トレーニング
前頭前野を刺激するための脳トレーニングを行うことも効果的です
⑥ バランスの良い食事
栄養バランスの取れた食事を摂ることで、ワーキングメモリーの基盤を整えることができます
【超重要】最速で上達する『倍速上達法』とは
倍速上達法は短期間で効率的にスキルを身につけるための方法論です。
① 目標を明確にする
何を達成したいか、具体的な目標を設定します。例えば、「3か月で基本的なウェブデザインをマスターする」といった具体的な目標を決めることで、集中力が高まります。
② 重要な部分に集中する
スキル習得の際に必要不可欠な部分を見極め、そこに集中します。例えば、言語学習なら日常会話で使われるフレーズに集中する、プログラミングなら基本的な構文を重点的に学ぶといった方法です。
③ 実践を重視する
理論よりも実践を優先し、学んだことをすぐに試してみます。学んだスキルを応用できる実践的なプロジェクトや課題に取り組むことが、学習のスピードを加速させます。
④ フィードバックを得る
できるだけ早い段階でフィードバックを得ることで、ミスを修正し、スキルを正しく習得できます。コーチやメンターのサポートを得るのも効果的です。
⑤ 効率的な学習法を選ぶ
自分に合った学習スタイルを見つけ、効率的に学べる方法を選択します。たとえば、オンラインコースや教材、コミュニティの活用が考えられます。
⑥ 繰り返しと復習
繰り返し練習し、定期的に復習することで、記憶が定着し、スキルが向上します。短期間で集中的に練習する「スプリント学習」も有効です。
⑦ 時間を効果的に管理する
限られた時間を最大限に活用するため、学習スケジュールを立て、集中して取り組む時間を確保します。ポモドーロ・テクニックのような時間管理法も役立ちます。
⑧ 心理的な障壁を取り除く
完璧主義や失敗への恐れは、スキル習得の妨げになります。小さな成功を積み重ね、自信をつけることで、心理的な障壁を取り除くことができます。
この8つを実践することで、スキル習得のスピードを大幅に向上させることができます。
あなたの目指す目標やスキルに合わせて、これらのポイントをカスタマイズしてみてください。